同市在住、40代女性の事例

1)2週間程前から眩暈傾向で通常よりも血圧が低下気味、内臓型及び末梢の冷感を度々訴求されている
2)疲弊傾向過多
3)食欲不振気味
4)低体温傾向、体力増強の意志は有るが継続性に乏しい
5)腹部冷感(やや強度)

事例からすると、病証としては肺虚であり脾虚絡みもあり、気虚と判断


そこで、下記の対処を加味してみました(※下記赤色文字は電気温灸併用):
A)下腿の経穴群:「三陰交」「三里」「地機」に10分置鍼

B)同部位:「上巨虚」「下巨虚」に10分置鍼(※何れも両下肢)

C)腹部冷感に関する対処として、温経にて気海石門関元下脘上脘建里天枢大巨四満を温熱施術

D)上肢「曲池」「三里」「上廉」「天泉」に雀啄の即刺即抜鍼、「内関」「郄門」「合谷」は浅刺鍼

E)伏臥位にて、両)梨状M及び右)「胃倉」「胃兪」「三焦兪」「腎兪」「関元兪」に15分置鍼(※生理痛の対処として)

F)上記Eと並行して、「附分」「譩譆」「肩井」「肩髎」「天宗」「右)臑兪」「左)曲垣」「風池」「完骨」に15分電気鍼、「消濼」は雀啄の即刺即抜鍼

G)下腿「承山」「承筋」「合陽」「交信」「築賓」「飛陽」「跗陽」に雀啄の即刺即抜鍼

その他、仰臥位で「極池」「中府」「輒筋」に雀啄の即刺即抜鍼を加味


「施術の翌日より、眩暈及び冷感が改善傾向に向かいつつある」との報告。右)下肢の血管奇形(※過去に内科で主治医より当疾患罹患との事)については、概ねエコノミークラス症候群と同対処

※上記画像は7/21時点での症例改善についての進捗状況

7/25(土)夕方4時に再来院、眩暈感解消を目処として概ね上記と同様の施術を加味、腋窩リンパ節付近の緊張感を緩解する意味合いから「極泉」(手少陰経)及び前鋸Mへの鍼(即刺即抜)を追加

8/3(月)夕方4時半に予約されて来院、眩暈感は略消失も胃腸の調子低下と頚肩部の強度緊張感を訴求され、「六華の灸」部位に鍼を即刺即抜及び脚少陽経沿いに瀉法の電気鍼にて施術

円背傾向も強いことから、脇肋部(小胸M/大胸M/前鋸M)及び腕橈骨M(※斜角M及び胸鎖乳突M緊張緩和の意味合いで)の筋膜リリースを指導