注意)施術部位の関係上、倫理的側面を含みますので、閲覧の際は十分にご注意ください。

員弁郡在住、50代の女性

1)2週に一度、夜勤勤務があり、且つ不規則な交代制の為、睡眠が不十分
2)5年程前に交通事故で右下肢を負傷歴有り(現在は完治)
3)極度の冷感、夏場でも重ね着をしている
4)多食傾向、特に甘味を多食する
5)時折、作業中に鼠蹊靱帯部にて痺感を伴う疼痛
6)胸脇苦満感(+)

病証的には脾虚腎虚で、且つ過大な外的要因により心包実を併発していると判断、但し筋力低下及び歩行能力低下は現時点で見受けられず


  • 施術方針

○胃腸への負担を緩和する目的で、副交感神経優位の状態からやや覚醒状態に持っていく

○胸脇苦満感の解放策として、鎖骨周囲及び横隔膜周囲M群の緊張感を緩和

○鼠蹊靱帯部痛は腸腰M関連と捉えて運動障害とならない様に潤滑促進策を図る

  • 施術内容

イ)逆子対策にヒントを得て、「至陰」に鍉鍼、「三陰交」に多壮灸
ロ)胸脇苦満感解放策として、「巨闕」「上脘」「幽門」「腹通谷」「不容」「承満」「日月」に瀉法の多壮灸、「胸郷」「天𧮾」「周栄」「庫房」「屋翳」は浅刺の雀啄鍼(電気鍼の場合有)
ハ)鼠蹊靱帯部痛は「伏兎」「風市」「気戸」「天容」「五里」「府舎」「居髎」「維道」「帰来」「水道」に電気鍼
「風市」のみ電気温灸(知熱モード)を加味