継続的な職務上外因に起因する衰弱状態により、意欲喪失と情緒荒廃、疾病に対する抵抗力の低下、対人関係の親密感減弱、人生に対する慢性的不満と悲観、職務効率低下をもたらします。

徒労感或いは欲求不満、慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなる様な状態です。一種の外因性抑鬱状態ともされます。

感情と身体の両側面に症例を呈し、感情面では不安・怒張・気分の落胆、自尊心低下を引き起こし、身体面では上気道感染・息切れ・胃腸障害・頭痛・腰痛・高血圧・睡眠障害等の心的症例が現れます。

主に、胃腸の働き及び副交感神経への舵取りを促すように鍼灸を施します。下肢の冷感も随伴的ですので、少陽経を補います:
「下関」「頬車」「地倉」「合谷」「気海」「内関」「外関」「百会」
「三陰交」「風市」「翳風」

病証的には肝虚心包虚といった具合です。
(※「心虚」は考え方としては有りますが、臨床上は「無し」とする)