比較的高濃度の尿酸塩により、特に拇趾の中手指節間関節(※以降、「MP関節」と略します)に沈着する症状とされます。本来は痛風結節と呼称されますが、前記の通り、足趾に発生する確率が大であり、内臓に発生する事も極稀ですが有ります。

男女比では、中年以降の男性に好発します(男女比:8対2)。MP関節が腫れてくることが最大の特徴で、尿路結石や虚血性心疾患の要因となり得ます。

そもそも、尿酸塩自体がプリン体から派生されますが、不足すると生体内の細胞代謝に重大な障害が生じる要因になります。プリン体そのものは肉や魚に含まれる「旨味成分」として知られていますが、実は、あらゆる生物の細胞中に含まれている物質で、細胞代謝や増殖等に使われ、生命活動の維持に重要な働きをする「核酸」と呼ばれる物質の主成分ですので、適度の摂取が肝要です。

しかし、過剰摂取は先述の痛風結節発生の要因になります。加えて、アルコールの過剰摂取も尿酸排出を阻害する働きが有りますので、程々にするのが肝要です。

当症例に対する施術で使用する経穴群(※赤色文字は電気温灸にて施術):
「中枢」「合谷」「三里」「天突」「陰陵泉」「曲池」「地機」「太白」「公孫

放置すると、足趾では履いている靴下等との摩擦により破れて皮膚潰瘍の原因を生じますので、早期の対処が肝要とされます。