なぜ、今「はりきゅう」が必要なのか?

物質的に豊かとなった現代は、確かに利便性の上では一昔前よりも格段に生活の質も向上し、平均寿命も他国と比較して長寿傾向にあります。

半面、身体や精神面での健康は、というと満更満たされていないのが実情です。化学的に合成された医薬品や食品添加物、想定以上の騒音や温度変化、気圧変動といった変化は、人体に様々な影響を及ぼします。

「痛みが出てから何処其処のかかりつけ医(又は保険医療機関)へ受診しよう、そしてすぐに診察してもらって薬で何とかしよう」は、一昔前までは通用した言葉です。

しかし、人体はそんな安い出来物ではありません。60兆もの細胞から形成される内臓や骨格、神経、皮膚、関節、筋、リンパ節等に至るまで、全く以って無駄のない自然の産物なのです。

いつの日か、母体から産まれた、たった一つの、そして一度きりの人体。決してお金では買う事のできない、大切な人体。

それを無駄に、ぞんざいに扱うなんて、あってはならない事です。全ての源となる「水(津液)」、養分としての「血」(※血液の意味ではない)、行動力の源としての「気」、これら3つの基本単位のうち、どれかが欠如してもいけないのです。

「はり」や「きゅう」は、古代中国から伝承されてきた、伝統ある「手当て」なのです。身体的な痛みや精神的な悩みに、時間はかかりますが、ゆっくりと作用していくのです。手法によっては、急激な痛みにも対応できます。

処方箋や5分診療では決して見抜く事のできない、本来の「痛み」や「悩み」へのアプローチは、鍼灸施術が得意とする事なのです。

「安値で気軽に対応してもらおう」的な対処は、いつの日か天罰が下ります。鍼灸の施術費は決して安くありませんが、それだけに隅々まで心身の状態を改善に導きます。

現代に圧倒的に多いとされる「肩凝り」という病態(※正式には「症状」ではありません)も、本当は何処に原因の「巣」があるのか、病院やクリニック等では見過ごされます。腰痛も、浮腫も…付け焼き刃的な対処は、患者が本来望む事柄ではありません。

原因不明の「不定愁訴」も、「はり」や「きゅう」は得意としています。パニック障害も、内分泌関連の症例も、その他アレルギー症例も、鍼灸こそが心身の改善に役割を担います。

今こそ、自然的な手当てをもっと拡めていくが為に、「はり」や「きゅう」を積極的に知って頂きたいのです。

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